ソフトバンク上林誠知外野手のバットが上昇気配だ。背中の張りがあったため、ここ5試合は先発を外れていたが、8日楽天戦以来の先発出場。1-0でリードしていた7回2死一塁で、右翼席へ大きな追加点となる3号2ランを運んだ。

途中出場で打った前日に続く2試合連発に「ほしい場面での追加点だったので、この試合の中では大きかったなと思います」と振り返った。8回にも右前に適時打を放ち4打点。6月24日の西武戦以来となる複数安打を決めた。

考え方はシンプルに。絶好調の先輩、柳田流がプラスに働いている。「柳田さんのコメントとか見ていても『来た球を強く振ることしか考えていません』というのをよく見る。まねしていきたいですね。技術は聞いても訳わかんないけど、考え方はまねできるので」。しっかり自分のスイングをする意識が、好結果につながっている。