阪神が新勝利の方程式を探りながら白星を積み重ねていく。矢野監督は、岩崎が左肘の張りで抜けた中での救援陣起用について「誰がどこにいってもおかしくないと思っている。対戦相手、状況、そういうのを全部考慮しながら、見極めて使っていこうと思っている」と語った。

現在ストッパーを託されるスアレスへのつなぎ役の1人は馬場とみられる。藤川、能見のベテラン陣や伊藤和、ガンケルも控えている。26日には望月も奮投。指揮官は「ガンケルもいてくれるのは大きい。モッチー(望月)の投球も良かったし、みんながそういうところに入って来てくれたら一番うれしい」。その上で、制球力が武器のガンケルについて「使ってる側は安心感ある投手。はまってくれれば、チームとしてプラスに働く」と話した。

臨機応変に役割を分担していく中で、2試合の救援登板で無失点のガンケルがセットアッパー起用される可能性もありそうだ。