阪神は5番ジャスティン・ボーア内野手(32)、3番ジェリー・サンズ外野手(32)が球界史上初の新外国人選手アベック満塁弾を決め、2連勝で貯金を今季最多の2とした。2年目矢野阪神で最多となる20得点の大勝で、2位ヤクルトとのゲーム差をなしで肉薄した。

初回は暴投で先制点をもらうと、内野ゴロの間に2点目。さらに7番木浪聖也内野手(26)の右前適時打で3点目をたたき出した。2回にはボーアが月間2本目の満塁弾をライナーで右翼席に突き刺し、リードを7点に広げた。

4点差に迫られた3回にもサンズの適時打などで2点を追加。4回にはサンズの満塁弾まで飛び出した。6回にもボーアの適時打、木浪の3ランなどで6得点を奪い、ヤクルトの戦意を喪失させた。

先発秋山拓巳投手(29)は5失点で18年5月8日巨人戦以来、812日ぶりの完投勝利。自身3連勝で今季3勝目をあげた。