楽天は序盤に5点差をつけられたが、ステフェン・ロメロ外野手の代打満塁弾や6回の5点の猛攻などで一時逆転。そのまま逃げ切ればルーキー津留崎大成投手にプロ1勝がつくはずだった。だが8回に登板した森原康平投手が中村奨にソロ、井上に同点2ランを被弾。9回はシャギワの押し出し死球でサヨナラ負けした。

森原はここ4戦で12安打12失点。三木肇監督は「あの展開でいってもらわないとだめな投手。明日から前に進んでもらいたい」とねぎらったが、今後の起用法は「いろんな形がある。しっかり考えてすすめたい」と明言しなかった。

▽楽天森原(8回に登板し3失点) チームみんなが頑張って、リードして、あとちょっとで勝てそうなところまで来ていたのに、自分が打たれたせいで結果、負けになってしまい申し訳ないです。やるしかないので、とにかく前を向いてやっていきたい。

▽楽天伊藤投手チーフコーチ(森原について) 今日はかなりナーバスなマウンドなのは予想していたけど、やってもらわないといけないピッチャーなので送り出しました。やり返すしかないね。

▽楽天鈴木大(古巣ZOZOマリンで移籍後初公式戦) 特別な感情はありましたね。なかなか『応援してください』とは言えないですけど、一生懸命プレーしているところを見せなきゃいけないと思いましたし、負けてしまったので明日は勝てるように頑張ります。