ソフトバンク柳田悠岐外野手(31)が、月間32得点のプロ野球タイ記録をマークした。3回の第2打席で四球で出塁すると、1死一、三塁から栗原の適時打で三塁から生還した。

広瀬叔功(南海)と村田修一(巨人=13年8月)がマークしたプロ野球記録と並んだ。球団としては、1964年(昭39)5月に広瀬がマークして以来、56年ぶり。31得点が最高だった王貞治球団会長(79)と城島健司(44=現球団会長付特別アドバイザー)も超えた。

▼柳田が1得点を記録し、7月は27試合に出場して32得点。月間32得点は64年5月広瀬(南海)13年8月村田(巨人)に並ぶプロ野球タイ記録となった。この日は3回に四球で出塁して得点。7月の柳田は90打数39安打、4割3分3厘の高打率だったが、四死球も26個あり、出塁率は5割5分6厘。広瀬の5割4厘、村田の4割8分8厘を上回る高い出塁率で月間得点記録に並び、7月のソフトバンクは柳田が得点した試合に16勝4敗で勝率8割。柳田の出塁と得点が、6月終了時に5位のチームを首位へ引き上げた。