右足の負傷で2軍調整中のロッテ荻野貴司外野手(34)が、今週中に1軍復帰する可能性が高くなった。

井口資仁監督(45)は2日の楽天戦(ZOZOマリン)の試合後に「週明けにファームに何試合か出てから、おそらく合流できるんじゃないかと思います。本人からも完治の報告を受けているので。あとは実戦をちょっとやって、しっかり走れるのを確認してからですね」と話した。

4日からはオリックス6連戦(京セラドーム大阪)の遠征となるが、荻野の途中合流の可能性についても「あります」と言及した。 荻野は7月22日の西武戦で盗塁を試み、負傷。右大腿(だいたい)二頭筋の筋損傷と診断されていた。今季は打率3割3分3厘、12盗塁とチームをけん引。開幕から26試合連続出塁をマークし、70年のアルトマンに並ぶ球団タイ記録を樹立していた。