阪神が巨人に連敗し、東京ドームでは今季開幕から5連敗。同球場では12年に引き分け2つをはさみ8連敗。(●●△●●●△●●●)したケースはあるが、開幕から5戦5敗は初めて。巨人の本拠地での5戦5敗は、後楽園球場時代の83年以来、37年ぶりの屈辱だ。この時は5月の3連戦で山本和之が原辰徳に逆転サヨナラ2ランを浴びるなど3連敗。6月14、15日の2試合も勝てず、初勝利は6月28日だった。この年、後楽園では3勝10敗と大きく負け越した。

▼阪神は19年6月30日中日戦(0-1)、7月2日DeNA戦(0-4)以来の2試合連続完封負けを喫した。また、16日広島戦の2回から27イニング無得点で、矢野監督体制では最長となった。なお、阪神の連続イニング無得点は79年の43イニング連続が最長。

▼ボーアが4打席凡退し、東京ドームでは開幕から19打席連続無安打となった。阪神来日1年目の外国人選手では、94年のディアーが21打席ノーヒットだった例がある。ディアーは6月29日の対戦で、9回に代打で本塁打を放ち、22打席目で敵地初安打を記録したが、東京ドームでの安打は結局この1安打に終わった。