広島がホセ・ピレラ外野手(30)の来日2度目となる初回先頭打者本塁打と2番菊池涼介内野手(30)のアベック弾で2点を先制した。

今季初の0封負けから一夜明け、広島打線が一転、プレーボール直後に中日先発小笠原を捕まえた。ピレラは外角球を捉え、右翼席へ。「塁に出ようという気持ちでいきました。しっかりと強いスイングが出来ました」。8号先制弾がチームのムードを高める1発となった。

菊池涼は高め直球を引っ張って左翼席に2試合ぶり7号ソロを運んだ。「JP(ピレラ)がいい流れをつくってくれたので。入ったのはたまたまですけど、結果的に良かったです」。2試合続けて1、2番コンビを組んだ2人の先制パンチで試合の主導権を握った。