巨人が6連勝を飾り、原辰徳監督(62)は監督通算1068勝目を挙げた。

4番岡本に先制20号3ラン、7回には勝ち越し21号ソロが飛び出した。「3ランから始まってね、今日は非常にナイスバッティングですね。先制パンチとしては、非常に良かったんですけど、なかなか点が入らなかったという点において、先発ピッチャーに少しプレッシャーがかかったのかなというところですね」と言った。

序盤から好投を続けた今村は5回に2本塁打を浴びて追い付かれた。指揮官は「1発食らって、何て言うんでしょうかね、動揺はしていなかったと思いますけど、彼の違った部分が出たのかなというところはあります。ボールそのものは非常にいいボール放っていましたので、次も期待できると思います」とした。

7回1死一、二塁から登板した鍵谷に2勝目、9回を抑えた高梨に2セーブ目が付いた。

「チーム事情の中、鍵谷があそこを放ってくれたのは大きかったですね。(高梨は)3-2というカウントであそこに放れるピッチャーは、そうそういないと思いますね」と評価。6連勝については「1つ1つ。連勝ということは全く考えていないですね。明日になれば明日のゲームと思っています」と引き締めた。