広島は同一カード3連敗で、借金は13年以来7年ぶりに2桁に達した。

ブルペンデーで臨んだ一戦。初回に鈴木誠也外野手の17号3ランで先制するも、先発薮田和樹投手が3回もたず5失点。シーソーゲームとなる中、同点の8回に塹江敦哉投手が陽川尚将内野手に決勝ソロを許した。佐々岡真司監督は「1発だけは警戒しないといけない場面。もったいない」と指摘。借金10には「これはもう1つずつ返していくしかない」と下唇をかみしめた。

▽広島塹江(8回に6番手で登板し陽川に決勝弾を浴び3敗目) 長打を警戒しないといけないところ。低めは意識したが甘くなって本塁打になった。悔しい結果になった。

▽広島大盛(1番中堅でフル出場し2安打2打点、初回にプロ初盗塁) 思い切っていこうと思っていた。先頭で勢いをつけるためにも走れたらいいんじゃないかと思った。