19日に開幕する東京6大学野球の秋季リーグに向け、各校の監督と代表選手が17日、オンラインで記者会見をした。連覇がかかる法大・高田孝一投手(4年=平塚学園)は、「球速も伸びてきている。秋も良い状態で臨めるようにしていきたい」と意気込んだ。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、春のリーグ戦は8月10日から18日までの9日間で行われた。1カ月で新たな戦いが始まるが「自分の中でしっかりオンオフの切り替えができて臨めている」と話した。プロ志望届は提出済み。有終の美を飾って、プロの世界に進む。「6大学の右ピッチャーは全員意識している。負けないようなピッチングができれば。自分たちの試合をして、何とか連覇ができたらいいなと思う」と力強く語った。

秋季リーグ戦は19日に、東大-法大戦、明大-早大戦で開幕。従来の2戦先勝による勝ち点制を採用せず、2回戦総当たりのポイント制で順位を決める。各校10試合ずつ行い、勝利1点、引き分け0・5点、敗戦0点の合計点が最も多いチームが優勝となる。応援団の入場を認め、観客の上限を5000人として行われる。