新型コロナウイルス感染から復調した元近鉄、日本ハム、楽天監督・梨田昌孝氏(67=日刊スポーツ評論家、NHK解説者)が4日、オリックス対楽天18回戦(京セラドーム大阪)のNHK・BS1の放送で解説に臨んで本格的に現場復帰を果たした。

◆梨田氏経過 

▼3月25日 倦怠(けんたい)感を覚える。

▼同28日 発熱。

▼同30日 呼吸困難を訴え、病院で受診。

▼同31日 別の病院で「重度の肺炎」と診断。さらに別の大阪府内の病院に入院してPCR検査受診。

▼4月1日 所属事務所が感染を公表。ICU(集中治療室)で治療を受けていることを明かした。

▼同14日 人工呼吸器を外す。

▼同17日 ICUを出て一般病棟に移る。

▼5月6日 PCR検査で2回連続の陰性判定が確認された。ただ、不整脈の症状があり治療を継続。

▼20日 退院。

▼同26日 日刊スポーツのインタビューに応え闘病生活を語る。

▼6月1日 NHKのニュース番組にリモート出演。

▼同11日 大阪府内の病院で精密検査を受け、完全に回復したと診断。評論家活動などの社会復帰へ。

▼同21日 巨人-阪神戦をリモート評論。

▼10月4日 オリックス-楽天戦のNHKのテレビ解説で、復帰以来初めて公の場に姿を見せる。