チーム内のコロナ禍で一時離脱していた岩崎優投手(29)が、復帰後初のマウンドで3者凡退に抑えた。「0点で抑えることができて良かったです」と万全の状態を見せた。

4番手で7回に登板。先頭の遠藤から外いっぱいの直球で見逃し三振を奪うと、ビシエドを142キロ直球で右飛に打ち取った。最後は高橋を変化球で追い込み、高め直球で左飛に仕留めた。

チーム内の新型コロナウイルス感染で、岩崎は濃厚接触者に指定され、5日に自主練習を再開。8日に2軍の全体練習に合流したが、2軍戦を経ずに1軍合流したため、実戦は9月22日DeNA戦(甲子園)以来。ブルペンを支えてきた安定感は健在だった。