国学院大は、亜大が勝利した時点で優勝の望みが消えた。

それでも粘る立正大を振り切り、6勝目とした。7回1失点の上出拓真投手(4年=札幌第一)は「試合前に優勝はなくなりましたが、負けるのはイヤなんで勝つ気で臨みました」。同投手はプロ志望届を提出しながら、ドラフト会議の指名はなかった。「個人の問題でチームに迷惑はかけられない。気持ちを切りかえていました」と話した。

▽立正大・坂田精二郎監督 3点を追う展開は、リスクが大きい。早い段階で追い返さないといけなかった。明日は負けられない。勝って亜大にプレッシャーをかけ、プレーオフに持ち込みたい。