日本ハム石川直也投手が、復活ロードを順調に歩んでいく。

今年8月に右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術を受け、復帰予定月となる来年8月の実戦復帰に向けてリハビリ中。「ずっと痛みを感じながら投げていた。(手術は)スッキリさせたかったのが一番です」。現在は下半身のウエートトレーニングなどを中心に、筋力増を図っている。

体重は94キロから89キロまで減った。右肘に負荷がかかるため、現段階でのリハビリは重りを持たず、腕立て伏せなどで筋力を取り戻している。患部などに問題がなければ、12月末にキャッチボールを再開する予定。「キャッチボールというより、ボールを投げるってくらいの(レベルの)ことですが」と笑ったが、再び右腕を振れる日を心待ちにしている。

今季、抑え不在がチーム低迷に影響した。抑え候補の右腕は「少なからず、迷惑をかけたなと感じています」と責任を感じていた。パワーアップした姿で、再び表舞台を目指す。