「ハマの番長」が新監督に就任した。17日、DeNA三浦大輔新監督(46)が横浜市内のホテルで就任会見に臨んだ。「背番号81」で2年契約。推定年俸は7000万円。登壇した三原球団代表は新指揮官に大きな期待を寄せた。冒頭で同代表は「来年、横浜DeNAベイスターズの監督をお願いする三浦大輔さんのお披露目となります。なお、三浦新監督には来季から背番号81を背負って戦っていただくことが内定している」と話した。

会見の一問一答は以下の通り。

-ラミレス監督の後任として三浦監督を選んだ理由は

三原球団代表 三浦監督に関しては、1軍の投手コーチ、2軍監督として2年間、ベイスターズで経験を積んでいただいた。その前にアドバイザーという形で関わっていただいたときに海外の野球だったり、さまざまな知見を広げていただいた。そちらの方をいかんなく発揮していただきたいと決定させていただいた。

-三浦監督にはいつごろ、打診したのか

三原球団代表 打診と言うよりも11月に入ってから南場オーナー、岡村社長、私の方から正式に要請をかけさせていただいて、決定という形になっております。

-どういったチームづくりをしてほしいか

三原球団代表 最も横浜DeNAベイスターズらしさを理解されている方だと理解している。まずは、三浦さんらしく、ベイスターズ野球というところの個性を表現してもらえれば一番いいのかなと考えている。

-契約年数は

三原球団代表 契約年数は2年。スタートのタイミングで2年契約というのはラミレス監督もそうだった。球団として新しい監督のときはそうさせていただいている。何年以内に(優勝)という思いはもちろんありますが、私の個人的な意見は1年でも長く三浦監督には監督を務めていただきたいという思いが強いです。

-球団生え抜きのスター選手の監督は久しぶりになるが期待する部分は

三原球団代表 ファンのみなさんが一番望んでいる方だと思いますし、何よりプレーヤーとしてやられてきた中で野球への取り組む姿勢、周囲への気遣いというところで、人柄的な部分で支持者が多い。周りに慕われるお人柄だと思っている。彼がトップに立つことで彼を男にしよう、助けようという形で手助けをしてくれるスタッフがかなりの数がいる。それこそチーム一丸となって戦っていけると考えている。

-このタイミングで背番号を変えた経緯は

三原球団代表 「横浜ナンバー」ということで三浦選手が引退時に18番は次につける選手を三浦さんに決めてもらおうと考えていた。今回、指揮官になるにあたって、話をして、ここでいったん、脱いで18番にふさわしい選手を見極めていただこうということで番号を変えた。