ソフトバンク板東湧梧投手(24)が7日、ペイペイドーム内の球団事務所で来季の契約交渉を行い、550万円アップの1500万円で契約を更改した。板東は「球団から評価していただいたのはありますが、自分としては悔しい部分もある。来年さらに評価してもらおうという気持ちになった」と話した。

今季は7月10日の1軍昇格を果たし、同14日オリックス戦(京セラドーム大阪)ではプロ2年目で初登板を経験。先発1試合も含めて15試合に登板、8月6日楽天戦(楽天生命パーク)ではオープナーの笠谷、2番手板東の継投パターンで待望のプロ初勝利も手にするなど、3年ぶりリーグ優勝に貢献した。

しかし10月に入り右肘の痛みもあり戦線離脱。手術を受けて来季に向けたリハビリ中だ。「1年通して投げられるようになって、初めてプロ野球選手だと思う。来年は1軍に上がったら最後まで(2軍に)落ちないようにしたい」と意気込んだ。(金額は推定)