今季取得したFA権を行使せず残留を決めた広島田中広輔内野手(31)が17日、広島市内のマツダスタジアムで契約交渉を行い、現状維持の1億5000万円プラス出来高の2年契約でサインした(金額はすべて推定)。選手会長として球団とチームのことを話し合い、交渉時間は1時間を超えた。

昨年のひざ手術から復帰した今季は112試合で打率2割5分1厘、8本塁打、39打点、8盗塁を残した。9月以降は打率2割9分と右膝の状態も上向き、シーズン出塁率3割5分1厘はチーム2位だった。それでも「数字の面ではひとつも満足していない。最後までプレーできたことは安心材料かなと思います」と、復調への1歩を記した1年と位置づける。

選手会長を務めた1年目はチームが5位に終わった。「やっぱり強いカープをみなさんに見せられたら。優勝を目指して、そして日本一に届くようにやっていきたい」。再び強い広島をつくるため、選手会長として、正遊撃手として、来季もチームを引っ張っていく。