楽天が新外国人として元レッドソックスのルスネイ・カスティーヨ外野手(33)の獲得調査を進めていることが17日、明らかとなった。キューバ出身のカスティーヨは右投げ右打ちの外野手で、身長175センチながら力強い打撃が持ち味。キューバリーグ時代には二塁も守り、13年WBCのキューバ代表候補に入った。

13年12月に亡命。14年にレッドソックスと7年総額7250万ドル(約76億1250万円)の大型契約を結び、同年にメジャーデビュー。通算で99試合に出場し打率2割6分2厘、7本塁打、35打点、7盗塁を記録した。だが、40人のロースター内の選手年俸総額が上限額を上回った際に支払う「ぜいたく税」回避のため、球団側は16年以降、高額年俸のカスティーヨのメジャー昇格を見送っていた。マイナーでは3Aで通算467試合、打率2割9分3厘、42本塁打、217打点。今年10月にFAとなり11月からメキシコでのウインターリーグに参加している。

また、楽天は加入1年目の今季24本塁打を放ったロメロとの残留交渉が難航。退団の可能性も浮上した。