“ライアン節”でヤクルト残留の決意を表明した。

国内フリーエージェント権を行使したヤクルト小川泰弘投手が25日、都内の球団事務所で契約更改を行い、4年総額7億5000万円の契約を結んだ。会見では「自分の気持ちを話していいですか」と切り出した。「スワローズの一員として日本一を目指してプレーすることを決断しました。その間、温かく見守ってくださったファンの皆さんありがとうございました」と続けた。獲得には日本ハムも乗り出しており「パ・リーグで、環境を変えて戦っている自分もイメージした」と明かした。

悩んでいた時、夢の中に来季主将である山田哲のドアップの顔が現れ「苦楽をともにした仲間ともう一度優勝して、喜び合いたいという気持ちが強くなった」。今季FAを取得した山田哲、石山を含め3人が残留。小川GMは「ほっとしている。3人とも残留してくれたのはやはり大きい」と話した。