ソフトバンクは6日、新型コロナウイルス感染防止対策の一環として、2月1日からの宮崎春季キャンプで、観客半数の入場制限を行うことを発表した。例年通り生目の杜運動公園で行うが、メイン球場となるアイビースタジアムで観客収容人数の50%となる3000人を上限とした入場制限を設ける。事前の入場券が必要となり、有料席と無料席に分けられる。さらに土日、祝日は午前と午後で入れ替えるシステムとなる。

球団広報は「昨シーズンの試合開催時と同じく、観客上限50%とさせていただきました。例年とは異なる運営体制となりますが、ご理解いただきたい」と説明。球団は新型コロナウイルス感染拡大防止策として、選手とファンとの交流の自粛なども検討しており、コロナ対策は徹底的に行う予定だ。例年のキャンプは、多くのファンでにぎわい、選手の即席サイン会が開かれるなど熱気を帯びるが、宮崎でも感染拡大が続いており、大きく様変わりしそうだ。