ソフトバンク周東佑京内野手(24)が今季テーマに「挑む」を掲げ、二塁レギュラー取りと2年連続盗塁王に照準を定めた。今宮らとの自主トレ後に「セカンドを守ってしっかりレギュラーになれるように挑戦したいし、2年連続盗塁王にも挑戦したい」と意欲を示した。

昨季はプロ野球新記録の13試合連続を含む50盗塁で盗塁王に輝いた。もちろん、フロックにするつもりはない。さらに数字を伸ばすため貪欲になってきた。「二塁レギュラー取り」で全143試合出場が目標。「全試合に出てレギュラーだし、最低60盗塁はしたいけど、1試合でも多く試合に出れば(盗塁の)数も増えていくと思う」。守備の課題の1つでもある送球面について今宮からアドバイスを受け、自信回復。今回の自主トレでは徹底して球を追うつもりだ。

打撃面でも成長を誓う。「しっかり強い打球を打つというのが一番のテーマ。どうしたらもっと塁に出られるか」。打ち損じをなくし、的確にコンタクトできれば安打も増え、四球も選べる。出塁率が高まれば、それだけ盗塁へつなげることができる計算だ。「僕は塁に出てナンボの選手。3割後半の出塁率を目指したい」。球界屈指の韋駄天(いだてん)男は、4年目の今季さらに跳躍する。【佐竹英治】

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