DeNA三浦大輔監督(47)が「新監督視点」で選手を見極める。オンラインでスタッフミーティングを開き、沖縄キャンプの1、2軍の振り分けを大枠で固めた。

新人ではドラフト1位入江大生投手(22=明大)同2位牧秀悟内野手(22=中大)同5位池谷蒼大投手(21=ヤマハ)を1軍宜野湾キャンプに抜てき。「総合的に判断して。持っているモノを出してもらいたい。戸惑うことも気苦労もあるかもしれないけど」と話した。

宜野湾と2軍キャンプ地の嘉手納は近く、コロナ禍でも入れ替えが比較的容易に可能。「監督が代わったので新たな視点で見ていきたい。フラットな視点で固定観念を持たずに」と番長チルドレン発掘を目指す。 昨季は2軍監督、19年は1軍投手コーチを務めた。「ファームにいた選手が1軍でどうか。2年ぶりの1軍でレベルが上がっている選手がいるかもしれない」。選手以外にも監督、コーチも交流させ、クロスチェック態勢を築く。

12球団で最多10人の外国人選手全員が、キャンプ参加のメドが立たない。2月7日には早くも紅白戦を予定。「若い選手はチャンスが回ってくる。その間にアピールしたりポジションをつかんでほしい」。新人以外の振り分けは、近日中に発表される。【斎藤直樹】