楽天を自由契約となった由規投手(31)が、被災地へ、プレーを通じて思いを届ける。28日、埼玉・熊谷市内で行われたBC・埼玉の入団会見に出席。背番号18のユニホームに袖を通し「NPBは難しいと思うけど、そこに向かって全力でやりたい」と力を込めた。

今年は、東日本大震災から10年。仙台出身で「(今まで)いい報告ができていなくて、引っかかっていた。プレーで元気な姿を地元の方、いろんな方に『野球をやっているぞ』と見せられたら」。本拠地熊谷は暑さで有名な町。「熊谷を熱くしていきたい」と“由規効果”でさらに盛り上げる。