プロ野球12球団がキャンプイン。各球団の広報さんにグラウンドでは見せない選手の素顔やキャラクターを紹介してもらう新連載「広報イチオシ日誌」をスタートします。
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＜DeNA・木塚敦志、川村丈夫投手コーチ＞
DeNA渡辺雅弘広報（37）が、木塚敦志投手コーチ（43）と川村丈夫コーチ（48）の演技力と盛り上げ力をイチオシした。三嶋一輝投手、伊勢大夢投手、入江大生投手（22＝明大）に節分のドッキリを仕掛けるため、両コーチに協力を仰いだ。鬼役となってもらい、3投手から豆をぶつけられたところで、かぶりものを脱いで、驚かすというもの。
3投手をだますため、両コーチは通常のユニホーム姿で宿舎を出発し、球場内でスタッフ用のズボンに着替えた。歩き方などでバレないように、選手より早めに所定の位置にスタンバイ。豆をぶつけられた後、少しあおったところで、正体を明かした。渡辺広報は「1月から何度も広報で話し合い、準備していたのですが、両コーチが快く引き受けてくれた。ドッキリで盛り上がって、ファンの方々が喜んでくださればうれしいです」。
驚いた伊勢が「幼稚園のころ、鬼は怖かったけど、お面を取ったらもっと怖い人だった」と話すなど、ドッキリ企画は大成功した。コロナ禍で暗い話題が多い中、少しでも楽しい話題を提供しようと、広報とコーチが連携している。【斎藤直樹】
