課題を見つけながら抑える。ヤクルト小川泰弘投手(30)が、20日の広島戦で先発する。今季初実戦は2イニングの予定。「練習でやってきたことを出して、試合で抑えることはいつもの流れなので、それは結果の部分で出していきたい」と話した。

昨季終了後にFA宣言し、残留を決意した。高津監督からは開幕投手筆頭候補に挙げられている。今キャンプでは、一塁走者がいる場面での被打率改善へ、セットポジション時にグローブの位置を昨季より上げて構えるなど、変化を恐れずに挑戦を続けている。

ここまでの調整を振り返り「問題なく来ています。クイックの投球だったり、両サイドの投げ分けだったり、しっくりきてないところもあるんですけど、そこは実戦の中でまずはやってみて、新しい課題も見つけて、つぶしていければ」と前を向いた。