楽天アラン・ブセニッツ投手(30)が21日、来日から2週間の隔離期間を経て、沖縄・金武での1軍キャンプに合流した。

5日に来日。米国でトレーニングを積んでいたが「限られた中でバンドのトレーニングくらいしかできなかったので、オフシーズンに積み重ねてきたものをスローダウンさせてきた」と難しい調整を強いられた。

この日は練習試合ヤクルト戦(浦添)に参加しない残留組の練習に合流。笑顔でチームメートとふれ合いながら、キャッチボール、軽めのブルペン投球などで汗を流した。「いつ来日したかも覚えてないくらい、2週間はつらかった。本当に退屈な日々だったので、チームメートと楽しくおしゃべりできて、野球ができたことがうれしかった」。

チームにはヤンキースから8年ぶりに田中将が復帰。ブセニッツはツインズ時代の18年4月23日にヤ軍で田中将が先発登板した試合に3番手で登板している。「日曜だからランニングもせずにやろうよ、というジョークも彼は知っていた。これからもっと仲良くなって、いろんなことをシェアできれば」と笑顔で話した。