阪神先発の青柳晃洋投手(27)が、6回2安打無失点、10奪三振の快投を見せ、開幕へ弾みをつけた。

◆阪神矢野燿大監督語録

-先発青柳が好投

矢野監督 完璧じゃないの? 打ち取り方も中身がしっかりあるし、ただ抑えたっていうことだけじゃなくて、自分のやりたいアウトの取り方を取れたり。こういう風にこう空振り、ゴロを打たすっていう。ほぼほぼ完璧に近い。

-6回は近本が先制打

矢野監督 なんとかしようというふうに気持ちはずっと出てた。結果的にああいうとこでオープン戦とはいえ1本出るというのはね、やっぱりあいつがチームを引っ張ろうという意識が今年はすごく出てる感じがしてるんで。自分で得点を挙げるっていうのはもちろんだけど、ああいう場面で返すことが必要になってくる。

-7回に決勝打を放った糸井はさすが

矢野監督 代打で打つって簡単じゃないし、相手も絶対打たしたくない場面で投球してくるわけやから。今日も早出に来たりとか、そういうのもヨシオも代打でいいと思ってないと思うし、もっと打席に立ちたいとか、もっとオレやるっていう気持ちがそういう姿勢にも表れてると思うけどね。ヨシオが頑張ってくれるというのはチームに対する影響力ってあるんで、結果も含めて。やるっていうか姿勢を見せてくれてるっていうのはチームとしてはありがたい。

-山本が左投手の試合でスタメン。ショートは競争

矢野監督 それもあるし、守備もヤスはしっかり守れる評価をしてるんで、そういう意味でも今日スタメン、右でも調子が上がってくればスタメンはあり得ることなんで、そういうのは中野もバッティングいいんでショートっていうのはこれからありえるし、北條ももちろんありえる。

-佐藤輝は攻守両面で課題

矢野監督 それはあって当然。完璧でっていうことはあり得ないんで。まだまだ、テルだって野球はいろいろある。ベンチで声を出すとか、そんなんもある。打つだけが野球じゃない。そういうところもいろいろ学びながら、まだまだこれからも課題は出てくる。早い段階でオレらも気づけるようにしていきたいし、成長の速度を打つだけじゃなく上げていきたいし、上げる必要はあると思う。