中日は25日、広島との開幕カードへ向け、敵地マツダスタジアムでナイター練習を行った。昨年は8年ぶりAクラスに浮上。球団創設85周年の今季に10年ぶりのリーグ制覇を目指す与田監督のコメントは以下の通り。

-明日から開幕だが心境は

「昨日広島に入って緊張感もすごくでてきた。今日、球場にきて、やっと始まる感じがしている」

-仕上がりは

「昨年のオフから選手たちも含め、できる限りのことはやってきた。100%の満足は難しいが、今までやってきた準備を、自信をもってやっていくしかない」

-開幕投手の福谷は

「緊張するなといっても難しい。あまり意識しすぎずに、福谷も1年間ローテーションを守るという目標があるので、先のことを考えながらやって欲しい。マイペースで変わらずに、妙に高揚した雰囲気もない。極度の緊張感で一匹おおかみになっているわけでもない。見た感じは変わらない」

-打撃面は

「状態も上がってきた。次の塁を狙う、という動きを出すことはできた」

-開幕1軍メンバーに初選出が5人いる

「なかなかうまくいかないかもしれないが、気持ちでは絶対負けないように。勝負で負けることはあっても気持ちだけは(負けないで欲しい)」

-Aクラスを経ての3年目

「優勝するために何が必要かを2年間経験した。ファンにより喜んでもらえるものを出したい。もちろんそれが優勝であることは間違いない。結果にこだわりたい」

-左翼は決まっているか

「決まっています」

-左翼に期待するのは

「せっかく準備してきたことが、試合で試せない、出せないではもったいない。あくまでもスタート。スタートを自分で納得できるような、結果でなく気持ちで取り組んで欲しい」

-根尾はスタートに立つ準備はできたか

「できつつある」

-根尾を開幕1軍に入れたことへの期待は

「打撃が変わってきた。全体的に積極的に動けるようになった。その中で打撃はかなり評価できるようになってきた。まだまだ発展途上だが、いろんなことを素直に受け入れ、結果が出なくても、人一倍練習する。そういう部分でしっかり取り組んできた。そういう常日頃の姿勢で信頼感が出る」

-ミーティングは

「全体ミーティングは明日(26日)の出発前に」

-士気を高めるためには

「特に士気を高めようと思っていない。ごく普通に。毎年やっている開幕で。みんな集めて話すのは苦手。1番の願いは無事に1年間乗り切ってもらうこと」

-3、4月の位置づけは

「去年は特別の年だったが、開幕ダッシュができなかった。終盤の強さはあったが、欲を言えば開幕もダッシュできれば。理想ですがただどんな試合でも勝つために6試合やって、いい流れを作りたい」

-リリーフはもう1つのパターンは固まったか

「この数カ月でできるものじゃない。シーズン通して徐々に作るもの。木下(雄)がけがして使えなくなったが、それ以外の選手でBパターンを作っていく。何とかいい形を作りたい。9回で打ち切りになってリリーフに必要以上の負荷がかからないようにしたい」

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