阪神がチーム一丸で接戦を制し、2年ぶりの開幕戦白星をつかんだ。16年ぶりのリーグ優勝へ向けて上々の出だしとなった。

先発はプロ9年目で初めて開幕投手を務めた藤浪晋太郎投手(26)。初回は3者凡退と上々の立ち上がり。2回以降は毎回三塁まで走者を背負う苦しい展開が続いたが、5回5安打2失点。球数は103球、5四球を出しながらも最後まで粘った。

打線は2回に大山、サンズの安打でつなぎ、無死一、三塁からドラフト1位佐藤輝の左翼への犠飛で先制。1-1と同点の4回にはサンズがバックスクリーン右へソロ本塁打。2-2の6回には、2死二塁から大山の適時二塁打で勝ち越し。3-3の8回には、サンズの左翼中段へ2号ソロで再び勝ち越し、中軸が存在感を見せた。

7回途中から4番手で登板した加治屋が初白星。昨季ソフトバンクを戦力外となり、加入した新戦力が開幕戦で勝利に手にした。5番手岩崎がホールド、守護神スアレスはセーブを記録した。

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