ソフトバンクはオリックスのエース山本に2安打完封され、今季初の連敗となった。工藤公康監督（57）の一問一答は以下の通り。

－打線が抑え込まれた

工藤監督　いい投球されましたね。今日は山本君をほめるしかないです。なかなか芯で捉えることができなかった。相手をほめるのは良くないんですけど、今日はしょうがないですね。

－武田は2回以降、踏ん張った

工藤監督　そうですね。考えたら初回の得点というところだけなのでね。後はなんとか、カーブも回を追うにつれて良くなってきましたし、真っすぐも見た感じよりスピードがあった。投げている感じは悪くない。もったいなかったのは（7回の）四球2つですね。勝負して打たれるのは仕方ないのでね。そういうところはありますけど、最初にしてはナイスピッチングです。

－杉山は7回のピンチで好救援

工藤監督　あそこで1点取られたらというところでしたけど、よく投げたと思いますよ。いい経験を積んで、自信に変えて投げてもらいたいなと思います。まだ一生懸命というところもあるので。その一生懸命さがいい結果につながっているのかなとも思いますし。プレッシャーはかかるでしょうけど、ああいうところで抑えるのが彼にとってもいい経験になる。きついなと思うところもあるかもしれないですけど、踏ん張って自信に変えて頑張ってほしいなと思います。

－デスパイネが先発を外れた

工藤監督　背中の張りは大丈夫だというふうにはあったんですけど、前にもヘッドが言っていたように、長いシーズンを考えたら、外国人の調整期間、短かったこともあるので。今日はデスパイネを休ませてグラシアルを（DH）という形。柳田君が休むところとかも出てきますし、そういうときにはデスパイネに関しては代打でということになるかもしれないですね。

－2日からは福岡で西武戦

工藤監督　最初に4連勝してますけど、2勝1敗、2勝1敗できたと思えば気持ちが楽になるでしょ。借金が4つあるとかでもないので、暗くなる必要はない。反省するところは反省して、次に生かさなきゃいけない。でも下向きになるような反省の仕方をしても仕方ないのでね。シーズンは長いのでね。いいときも悪いときもあります。いいピッチャーはそうそう打てない。中5日であんなにいいとは…と思いながらね。そういうときはしっかり切り替えるのが大事かな、と思います。