阪神が接戦を制し、セ・リーグ一番乗りで10勝目を挙げた。

 

◆矢野燿大監督の一問一答

-振り返れば、理想的な勝利

矢野監督 振り返ればね。本当にヤギ(青柳)が安定感抜群やったし、7回まで投げてくれて、あそこのピンチもゼロでいってくれたから、ヤギさまさま。

-7回は今までなら1点ぐらいって思うところだった

矢野監督 だから、勝ち切れた。こういう1点を争うしびれたゲームの中でヤギ自身も成長できる勝ちになるし、ああいうしびれた中で守備も守ってね。あそこを乗り越えたから(9回の)3点につながる。どっちに転がってもわからないところをとれたのは、チームとしても大きい。こういう試合をとっていくチームになっていきたい。(5回の)ヤギの犠打もしっかり走ってセーフになって。うちにとっては大きなプレー。しっかりやってくれた。

-7回の戸柱の遊直はベンチの指示

矢野監督 それはベンチ。いいポジショニングで。そういうのも含めて全体で全員で戦えてるのがうちの野球。コーチもよくやってくれている。

-ルーキー中野も初スタメンで活躍

矢野監督 足がよく動いていたし、はつらつというか、いい安打も出ていたし。打撃は本当にいいポイントで打つ。足もあるし、明日も使ってみようかと。

-競争は続く

矢野監督 ずっとそんなんあるし、聖也(木浪)も黙っていないと思う。そこの発奮も期待したい。チーム全体でいい選手を使うのは当たり前のことなんで。

-大山も1本出た

矢野監督 打点はこだわっていると思うし、1打席目もいい当たりで。感じはよかったんで。ちょっとずつ打球が上がってくれば。昨日も3本出たけど、そういうのが続いた中で上がってくる可能性が高いと思う。まずは打点はチームの勝利に貢献できる。サンズの本塁打も、もう1点と欲しいというところで2点は大きかった。たかひろ(熊谷)の走塁もナイスランやったし。途中から出た選手もチームの力になってくれている。

-リーグ10勝一番乗り。投手が頑張っている

矢野監督 本当にそう。青柳も安定感出ているし、どうしても左を並べられるけど、その中での打ち取り方というのはしっかりしたものが今はあるんで。特に先発がずっといい。もちろん、後ろにつなげばいいというのは分かっているんだけど、投手が頑張ってくれているのが一番大きいかな。何でも一番乗りはうれしいことなんで。どんどんいけるようにします。

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