巨人は先週の1週間、阪神、広島との6連戦を2勝4敗で終えた。新型コロナウイルス感染で丸、中島、ウィーラー、若林の主力を欠く戦いで、いずれも3連敗を阻止。原辰徳監督(62)の言葉で、1週間の戦いを振り返ります。

 

◆6日・阪神戦(甲子園):●2-6

4点ビハインドの8回の攻撃直前。試合前から降り続いた雨の影響で、中断で様子を見ることもなく突然、終了を告げられた。

 

原監督 グラウンド整備をしてもプレーすることは難しいということだね。審判団がゲームは支配してるわけだから従うしかないなというところです。

 

◆7日・阪神戦(甲子園):●1-7

2番で起用した梶谷の適時二塁打のみで、阪神の新人伊藤将にプロ初勝利を献上。巨人の内野守備走塁コーチだった木村拓也さん(享年37)の命日に敗れた。

 

原監督 野球が大好きな人だったからね。しっかり野球を見続けてくれてるでしょうね。

 

◆8日・阪神戦(甲子園):〇3-0

4番岡本和以外の野手を今季初打順に据えると、7試合ぶりに先制。大城を一塁で起用し、今季初スタメンの炭谷は攻守で貢献した。

 

原監督 打線に活を入れるという考え方ですね。今日は3点取りましたからね。いい兆しは出ていると思います。

 

◆9日・広島戦(マツダスタジアム):●0-2

開幕戦以来の先発となった菅野が、菊池涼、鈴木誠のソロ2発で7回2失点。

 

原監督 1発は食らいましたけど、いい感じだと思います。粘りも出てきているしね。(打線は)完封はされましたけど、だいぶ動き始めてきていますね。最後の詰めの部分だろうね。

 

◆10日・広島戦(マツダスタジアム):●2-4

93年以来となる12試合連続3得点以下の球団ワーストタイで、2年ぶりの借金生活となった。

 

原監督 「あまりそこ(借金1)は深くは考えていない。3点を目指しているんだけど、なかなか3点取れないね」

 

◆11日・広島戦(マツダスタジアム):〇9-0

4番岡本和が先制の1号2ランを放つなど、12安打9得点で快勝。先発今村は3年ぶりの完封勝利。

 

原監督 今日は全員で行くというところ。先制、中押し、ダメ押しという形で、ピッチャーも見事ですね。

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