ロッテが6回以降5投手の継投で、楽天3連戦の勝ち越しに成功した。

井口資仁監督(46)は「3連勝したかったんですけど、明日からまた大阪(でのオリックス戦)で3つ、しっかり戦いたい」と意気込んだ。

前日14日は2-1の1点差リードで迎えた9回、守護神の益田直也投手(31)が登板するも連打から1失点し、逃げ切れなかった。

この日も2-0で試合が進み、7回はフランク・ハーマン投手(36)、8回は唐川侑己投手(31)と勝利時の継投をしていた。

2点リードのままなら、9回のマウンドには誰が上がるか-。ロッテは昨季から、リリーフ投手の運用の1つに「基本的に3連投はしない」を挙げてきた。現に益田は昨季、1度も3連戦3連投がなかった。

9回表に7-0と点差が広がったため、9回裏はルーキーの河村説人投手(23)が登板した。もし、9回にセーブがつくシチュエーションだったら-。井口監督は試合後に明かした。

「益田を予定していました。昨日打たれているので、逆に今日は使おうと思ったので」

13日が打者2人との対戦で終わったため、運用の幅が広がった可能性もある。指揮官は、益田が14日に打たれた後も「信頼して送り出しているので。代わりがいるわけではないですし、頑張ってもらわなきゃいけないですね」と期待を寄せていた。【金子真仁】

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