新型コロナウイルスの陽性判定を受けて2軍で調整中の巨人丸、中島、若林、ウィーラーの4選手が、上々の実戦復帰を果たした。

イースタン・リーグの西武戦にスタメン出場。丸は3回2死に左中間フェンス直撃の二塁打、中島は4回1死一塁で左中間へ2ラン、若林は4回2死満塁から左前へ2点適時打を放った。無安打に終わったウィーラーも鋭いスイングを見せるなど、それぞれが健在ぶりを示し、3打席で退いた。21日の同戦にも出場予定で、阿部2軍監督は「(出場)イニングを伸ばしていこうかなと思っている」との方針を示した。

4選手は3日のヤクルト戦を最後に実戦から遠ざかっていたが、丸は隔離期間中、病室でのスクワットや自重トレーニングで感覚を養っていたという。試合勘や体力面は懸念されるが「感覚的にはどうかなと思ってましたけど、意外とすんなり入れた」と手応えを口にした。

▽巨人中島(17日ぶりに実戦に復帰し、西武大窪から1発を放ち)「打席の中ではボールにちゃんと入っていけたと思う」

▽巨人ウィーラー(復帰戦で二塁を守り)「太陽の下でプレーできるのはうれしい。新鮮なポジションでプレー出来てよかった」

▽巨人若林(隔離期間中にスタメンを争うライバルたちの活躍を見て)「多少は焦る気持ちはあった。日々、競争だと思っている」

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