国学院大が立正大に猛打を浴びせて6連勝とし、首位中大と通算8勝2敗で同率に並んだ。

2本塁打を含む長短16安打して先発全員得点となる14点を奪った。開幕戦(3月29日)以来の先発となった小川樹投手(4年=関東第一)は打線に助けられて7回1失点。今季2勝目を挙げた。鳥山泰孝監督(45)は「いかに小川を助けるかがポイントで、試合前に野手を集めて話しました。その意気込み通りになりました」と振り返った。

次週(10、14日)の中大直接対決に10年秋以来となる優勝をかける。満塁本塁打を放った福永奨主将(4年=横浜)は「ここで浮かれてはなんの意味もない。優勝するためにやってきた。気力、気合が大事になる。それをチームに伝えたい」と意気込んだ。