伝統を継承し、名勝負を紡いでいく。15日の巨人-阪神戦(東京ドーム)で「伝統の一戦」は2000試合目を迎える。

◆59年6月25日(巨人5x-4阪神) 後楽園球場に昭和天皇が来場した天覧試合で、巨人長嶋が阪神村山から左翼ポール際にサヨナラ本塁打。「フェアかファウルか」論争が起きた。

◆85年4月17日(阪神6-5巨人) 甲子園でのバックスクリーン3連発。巨人槙原からバース、掛布、岡田が伝説を生んだ。

◆98年7月31日(巨人1-6阪神) 交代を告げられベンチに戻っていた巨人ガルベスが突然、審判団にボールを投げた。

◆99年6月12日(阪神5x-4巨人) 同点で迎えた延長12回1死一、三塁、阪神新庄が巨人槙原の敬遠球を三遊間に転がしてサヨナラ勝利。

◆03年10月7日(阪神6-2巨人) リーグ優勝を決めていた阪神の甲子園最終戦。試合後、阪神星野監督は辞任が決まっていた原監督に花束を贈呈「絶対にくじけるな! 戻ってこい!」と肩を抱いて伝える闘将に、涙を流す若大将。敵味方関係なく、惜しみない拍手が起きた。

巨人-阪神15日に通算2000試合 歴代キャップのベストゲーム―>