「番長魂」注入だ。DeNA三浦大輔監督(47)が12日の巨人8回戦(横浜)の試合前、ドラフト2位ルーキー牧秀悟内野手(23)ら若手打者5人に対し、打撃投手を務めた。牧、田中俊、嶺井、乙坂、神里の5人に対し、16分間で114球を投げた。ボール球はわずか10球という制球力だった。「お手伝いしただけ。みんな打撃の中で意図を持ってやっていた。ストライクを一生懸命投げただけです」。

牧は19スイングで7本の柵越えを放つなど、復調気配を見せた。柵越えを放ったのは牧だけで、三浦監督は牧について「いろいろ考えながら取り組んでいるなと感じました」と話した。