日本野球機構(NPB)は広島に大量の感染者が出たことを受けて21日、12球団臨時実行委員会を開き、今後の対応について協議した。

21日~23日の阪神戦が延期となり、25日からは交流戦の西武戦(マツダスタジアム)が控える。交流戦の開催の可否についてNPB井原敦事務局長は「検査を継続し、保健所のご指導もいただきながら可否を考えていく」と説明した。

日本ハムも先月末から計14人の陽性者が出て4試合が中止となった。今後も大量感染のケースが出てくれば、日程の消化に苦慮することになる。中断される五輪期間中の実施の可能性について聞かれ「いろいろな考え方ができると思いますが、まだ本日も特に議論はしていません」と話した。24日に予定されるJリーグとの新型コロナ対策連絡会議などで専門家のアドバイスを踏まえて対策を議論する。