阪神ジョー・ガンケル投手(29)が先発し、5回途中3安打無失点と好投した。

右肩の張りで登板間隔が空き、実戦は9日DeNA戦(横浜)以来。この日は60球をめどにしていたため、5回先頭の八百板を打ち取ったところで降板した。計59球を投じたが、ストライク先行の投球で安定感は変わらなかった。

初回1死から増田陸に死球を与えるも、続く北村をカットボールで詰まらせ遊ゴロ併殺。2回は1死から菊田に中前打、八百板の打ち取った当たりが内野安打になるも、後続2人を危なげなく抑えた。4回も先頭の北村に右前打を許したが、ウレーニャを142キロツーシームで詰まらせ二ゴロ併殺。持ち味の制球力を存分に発揮した。

来日2年目の今季は開幕から先発ローテを守り、7試合で5勝0敗、防御率2・35。右肩の張りで10日にいったん出場選手登録を外れていた。