桜美林大が、逆転勝ちで16年秋以来9季ぶり2度目の優勝を決めた。創立100周年の節目に、最高の結果。大学選手権初出場を決めた。

初回に4点を先制されたが、諦めなかった。

2回2死一、二塁で田島大輔捕手(4年=星槎国際湘南)が3ランを放ち、一気に追い上げた。

4回に内野ゴロの間に同点に追いつくと、4-4で迎えた7回1死満塁で、4番の中野航太外野手(4年=明大中野)が中越え適時二塁打を放ち、2点を勝ち越した。

その後も効果的に追加点を奪い、逆転で勝利。

投手陣は継投で踏ん張り、9回2死からは前日の東海大戦で先発し勝利した多間(たま)隼介投手(4年=北海)が登板。最後のアウトを奪うと、ベンチからチームメートが駆け寄り、マウンドに輪ができた。