福井工大の最速148キロ右腕の立石健投手(3年=大体大浪商)が好救援で14年以来、7年ぶりの8強に進出した。

5回、1点差に迫られ、2死一、二塁で登板し、空振り三振の火消しだ。この日は140キロ台後半の速球を生かして4回1/3を無安打に封じ、8奪三振無失点。「ピンチで行くと言われていた。準備はしていました」。チームのエースだが、4月に膝の半月板損傷で長期離脱。大仕事で快勝の立役者になった。