阪神が巨人を大差で破り、交流戦から7連勝とした。

この試合は新型コロナ感染症患者の対応に携わる医療従事者への感謝を伝える「HEALTH CARE HEROES GAME」として開催された。試合後は矢野燿大監督(52)も医療従事者への感謝の言葉を口にした。矢野監督との一問一答は以下の通り

-リーグ再開初戦勝利

勇輝が立ち上がり粘ってくれて、その粘りが打線のいい形の流れ、作れましたし。サンズもね、いいところでいいホームランありましたし、全員でつなげられるいい攻撃できたかなと思います。

-佐藤輝の二塁打から3本のタイムリー

いい形で作れながら。1点で終わらずというところで2点、3点といけたというのは大きかったですし、一発で仕留めるというか、そういう意識をしっかり持っていってくれた結果かなと思います。

-3回はサンズの満塁弾

ピッチャーも代わってね。簡単な状況ではなかったと思いますけど、そういうところで、得点圏で打ってくれるのはサンズの持ち味なんでね。持ち味を最高の形で発揮してくれました。

-西勇が久々の勝利

まだ本当の勇輝らしさというところまではいってないんですけど、逆に言うと、そういう状況でも7回までしっかり投げてくれたのは勇輝の自力というか、そういうものをしっかり出してくれたかなと思いますし。これからもっともっと上げてもらって、接戦でも勇輝らしくというところをやっていってくれると思います。

-岩貞の投球は

ちょっとね、サダも内容が思うようにはいっていなかったので、そういうところではこういう場面で投げて、本人も確認できる登板になったと思いますし、必要な投手なんでね。ここからまたキャプテンとして投手陣を引っ張っていって欲しいなと思います。

-7連勝になった

いい流れで来たものをまたつなげるスタートにできましたし、連勝はどこまでも伸ばしたいですし、いい後半のスタートというか、切れたというのはうれしいです。

-医療従事者に感謝を込めてのナイター

僕としてはこういうことを選手達が自分で考え、そしてやってみたいということで動いていける。そういうチームになったことがうれしいですし、本当に医療従事者の皆さんが大変な思いをされている中、僕たちはこういう形で、ファンの人たちも一緒にね『ありがとうございます』という気持ちを伝える1日にできたというのはチームの成長を感じます。

-5回に一塁で交錯した糸原は

問題ないと思います。はい。まあちょっとひねった状態ではあったんですけど、明日もたぶん大丈夫かなと思います。

-梅野が侍ジャパンに追加招集

日の丸を背負うというのは特別なこと。でも、リュウ(梅野)らしく侍のユニホームを着てもやるということが一番だと思う。俺自身も後々ね、すごくあそこに出られたなとかあそこで戦えたというのは自分のプラスになって、その後の現役生活に生かせることがたくさんあった。リュウもまた、そこで経験して、そういうメンバーと一緒に時間を過ごすことで刺激も受けると思う。自分のためにもなるし、日の丸を背負うというのは日本の野球界のためでもある。プライドと気持ちを持ってリュウらしくやってくれたらと思います。