阪神が7連勝で、両リーグ一番乗りで40勝に達した。再開したリーグ戦で巨人を甲子園で迎撃。6番ジェリー・サンズ外野手(33)が2回に先制二塁打、3回には来日2本目の13号満塁本塁打と5打点を挙げて快勝に導いた。交流戦を6連勝で締めた勢いは衰えず、反攻を期した宿敵を3位に後退させた。新型コロナの対応に携わる医療従事者への感謝を伝える「青トラ」たちが、今季最多の貯金をさらに伸ばし、21とした。

▼阪神が7連勝で両リーグ40勝一番乗り。阪神の40勝到達は1リーグ時代の37年春の53試合目が最速で、今季の61試合目は08年59試合目、03年60試合目に次いで2リーグ制後では3番目のスピード。また、7連勝以上は4月9~20日の8連勝に次いで今季2度目。2リーグ制後、阪神が1シーズンに7連勝以上を2度記録するのは03年以来6度目で、球宴前の前半戦で2度は初。