楽天ドラフト2位の高田孝一投手(22)が、プロ初登板初先発のマウンドをわずか16球で、危険退場により降板した。

1回2死三塁、ソフトバンク真砂への2球目。134キロが抜け、頭部へ直撃。球審から即座に退場を告げられた。

先頭三森は左飛に打ち取ったが、2番佐藤に四球。3番柳田にエンドランで左前打を許し、左翼手が打球処理にもたつく間に1点を先制された。4番栗原は二ゴロに打ち取ったが、まさかの展開でマウンドを降りた。最速は147キロ。高田は「真砂選手に大変申し訳ないことをしてしまいました。緊張はあまりしていなかったのですが、初回にマウンドを降りる形になってしまい、ブルペンの皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです」と反省した表情で振り返った。

2番手で西口直人投手が緊急登板し、甲斐を左飛に打ち取った。

高田は平塚学園、法大から20年ドラフト2位で楽天に入団。最速156キロの直球を武器にしている。