阪神2軍降格後初戦の、木浪聖也内野手(27)が適時打を放った。井上広大外野手(19)は4番復帰戦で3安打4打点の活躍。これには平田勝男2軍監督も「4番が打てば大量得点になる」とこれからの活躍にさらなる期待を寄せた。

投げては先発のドラフト5位ルーキー村上頌樹投手(23)が5回2/3 3失点(自責2)と試合をつくった。

平田監督の一問一答は以下の通り

     ◇    ◇     ◇

--村上投手

粘り強く。(2点適時打となった)元の1球だけやな。エラーもあったけど。あそこでインコースまっすぐ、甘く入ったところを、ヒット打たれながらも粘ってたんで。あいつの持ち味なんでね。そこがちょっと粘りきれなかった。ミスが出たところで。3まわり目だったんでね。そこが反省点だな。

--毎回試合をつくってはいるが

ずっと5、6回1、2点で抑えてはいるんでね。ただそれがずーっと続いてるだけや。もうひと殻破るところを求めて今日は100球近く。5回で終わるところを6回行かせて。そこはミスが出たものの、もうちょっとストレートの質が上がってくると、もっと彼の緩急のピッチング、持ち味は十分出してくれてるんだけど。もう1つレベルを、俺らは上で通用するためにはというところで見てるんでね。ゲームはつくってくれてるけど、もう1つ1軍で通用するためにはというところを求めて頌樹(村上)なんかは行かさないかん。これで5回2/3 3失点でOKというわけにはいかん。1軍ではこれでOKかもしれんけど。もうちょっとレベルをね上げるために、今日はいいところで打たれたよ。下位打線で7、8、9なんとか頑張れっていうところやったんでね。踏ん張りどころ。キャッチャーも含めてだけど、栄枝と。

--岩田がここ6試合中継ぎで無失点

え? そうなの? そういう感じ全然しないんだけど。まぁ、結果的には良かったわな。

--三振2つ

三振2つって。まぁ、必ず3-2になるけど。あぁーフォアボールやなと思ったら、あぁ三振とったわってな。まぁこうやって中継ぎの常にあいつには、1球の大事さや、また新しいあいつにも働き場所が出てくるんだから。そういうところで、1人1人というか、1球1球の大事さを今、感じながらやってくれている。

--今日から4番の井上が3安打

今日から4番また、復帰というか、抜てきして、アグレッシブさがなければすぐ外す。今日はそういうところ、ちょっとは出たかな。

--3打席目はバットを折りながら内野安打

あんなものはなんの評価にもならんかな。ショートが捕って投げればアウトや。あんなもの評価できるか。ただ、タイムリーが出て、4番が打ったらこういう大量点になるというところを感じてくれるゲームかなというところやな。

--木浪降格後初タイムリー。

(それよりも)望夢(高寺)の送球が低くて、ああいうところの判断、人がいいところが出るねん。木浪の。お人好しがでるねん。あれをなんとかゲッツー取ってやるぞ、てそうでなくなんとか1つ、そういうところを、ファームとは言え、勉強してやったらいい。

--陽川が来てないが

(鳴尾浜で)打ち込み。全然やんか、由宇で。あしたはこっちくる、自分で納得して、試合に出たいと、ちょっと感じがつかめたなら、自分でバッティングコーチに言えと、そういうふうにしてるんやけど。

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