巨人が1得点完封勝ちで首位阪神に競り勝った。先発高橋優貴投手(24)が、7回1安打無失点の好投で阪神のエース西勇に投げ勝ち、ハーラートップの9勝目を挙げた。8回先頭のベテラン亀井善行外野手(38)が右越え二塁打でチャンスメーク。続く、北村拓己内野手(25)が初球を着実に犠打で送り、大城卓三捕手(28)が話題独占中の日本人メジャーリーガーをほうふつとさせるノーステップ打法で決勝打を放った。6回には右翼手松原聖弥外野手(26)がネット際の右邪飛をくも男ばりのスーパーキャッチ。2連勝で首位阪神との3連戦に勝ち越し、1・5ゲーム差に詰め寄った。
試合後の原辰徳監督(62)の主な一問一答は以下の通り。
-試合時間わずか2時間20分のゲーム。率直な感想は
今日のゲームを取ることができたというのが、一番大きなことだと思います。両投手ともね、素晴らしいピッチングで、なかなか隙がない状態で、1点を何とか取ることができた。それを守ったということですね。
-8回の1点。二塁打から犠打を1球で決めて、追い込まれたあとの大城の適時打。あの1点の取り方は
ツーベースっていうのは、もちろん打ったカメちゃんがすごい。ですけれども、1球でバントを決めたという。流れという部分というのは、どこかで勝負にはあるのかな、というふうには感じております。1球で送りバントを決めたというところに、大城が追い込まれても打つことができた(要因がある)と言ってもいいのかなというふうに思っております
-大城は適時打の場面、2ストライクと追い込まれてからノーステップで、とにかく転がそうというのを感じた
大谷君のまねをしたそうです(笑い)
-本人が言っていたのか
いや、みんながベンチでそう言ってたと、そうなんだなと(笑い)。
-先発高橋が1安打の好投
まあ、粘っこいピッチングをしてくれた。それと球持ちが非常に良かったんではないでしょうか。スピードというのは決してスピードガン的にはあまり出てないけれども、ボールの質という点では、非常に良かったんではないかなと思いますね。前半、今の位置にジャイアンツがいるというのは、やっぱり、優貴の非常に投手として、先発ピッチャーとして貢献が高い。
-6回に松原がフェンス際の左邪飛を捕ったのも大きいプレーだった
スパイダーマン(笑い)。今日、オオタニサンとスパイダーマンが出たな(笑い)