開幕5連敗を喫したロッテが、貯金3で前半戦を終えた。

ここまで12球団トップの384得点を挙げている。4月序盤の2戦連続16得点が効いている部分もある一方で、犠飛の増加も目立つ。昨季の19犠飛(120試合)は広島に次いで少ない数字だったが、今季は83試合終了時点で、西武と並んで12球団最多の29犠飛だ。中村奨が6本、レアードが5本、角中が4本をそれぞれ記録している。

井口資仁監督(46)は「今年のチームスローガンが『この1点を、つかみとる』ということで、そこに向けてキャンプからやってきたことがしっかりとシーズンに出ていると思います」と手ごたえを口にしつつ「欲を言えば、まだまだできることは前半戦でもいっぱいあったと思うので、後半戦にしっかり取れるところを取っていけば、チームとしてしっかり上にいけるなと思っています」と、さらなるきめ細かさを求めていた。