ロッテからは3選手が出場し、愛媛出身の土居豪人投手(21)は先発で凱旋(がいせん)登板を果たし、小川龍成内野手(23)は適時打で優秀選手賞を受賞した。

もう1人、横山陸人投手(19)も7回裏に7番手で登板し、1四球を許したものの無失点で抑えた。「投球内容は結果、抑えられましたが、自分の思うような球もいっていなかったかなと思います」。直球は140キロ前半が多かった。

専大松戸(千葉)から19年ドラフト4位で入団し、2年目を迎える。サイドスローからの直球は最速で150キロを超えるなど、順調な成長ぶりを見せている。前半戦は1軍でも9試合にリリーフ登板し、将来のセットアッパー候補としての素質を示し始めた。「後半戦に向けてまた1軍に戻って投げられるようにしっかり準備していきたいです」と横山。同年代の選手たちからもらった刺激を糧にする。