リーグ後半戦からの先発ローテ入りを目指すソフトバンクのカーター・スチュワート投手(21)が5回78球を投げ、6安打4失点と不満の残る結果となった。

球速は最速156キロを計測するなど立ち上がりから角度ある直球で押したが、2回2死走者なしから牧に129キロのカーブを左中間スタンドに運ばれた。「打たれたボールは失投。もう少し厳しいコース、高さに投げないといけなかった」。4回には楠本の2点適時打など4安打を集められ3点を許した。

ウエスタン・リーグでは10試合に登板し6勝0敗、防御率1・47の数字を残してる。前半戦は1軍でも4試合に登板したが思うような結果を残せなかっただけに後半戦にかける気持ちは強い。「4失点という結果でしたが、いい経験になったと思います。今日の試合を今後に生かしていきたい」と再アピールを誓っていた。